譲れない一線の見極め

金曜はクオーターからの展開を練習しました。片足タックルから倒すのは、テイクダウンだけでなくスイープを完遂させるために必要な技術です。スイープを仕掛けられ、耐えた時にすぐ下に戻られるとこちらは楽チンです。諦めずに倒しに来られたり、耐えギワに次の仕掛けをされると、かなり二ゲルのが大変だし体力を消耗するしでキツイですね。

ある時期から久力さんがしっかり倒しに来るようになり、やっかいでした。田山さんも起きてくる技術があるので褒めさせてもらったことがあります。譲れない一線の攻防ですね。

日曜の柔術ファイターズでは、對馬さんが優勝。決勝は不戦勝ながらも9人のトーナメントを完全制圧しました。柔術ファイターズ4回目の優勝で、そろそろ殿堂入りするのではないかと思います。スイープ後もしっかりパスできるのは素晴らしいです。

そしてヒデちゃんが柔術初勝利を挙げました。最高ですね。実力的にはもっと前に勝てたとはみんな思ってますが、試合は生易しいものではないので、苦しんだ事はかえってよかったのではないでしょうか。

絶対に必要というわけではないですが、柔術を完全に楽しむためには、試合出場もオススメします。

負けた時のことや減量や練習スケジュール調整の面倒臭さがあって試合は敬遠されがちですが、そんな事はほっといて申し込んでしまえばいいんですよ。

しがらみとか柔術への思いが強すぎて、激強なのに試合に出ない人とかいますからね(笑)。

まあ、そのような譲れない一線もまた、誰にでもあるので、そこを見極めて決めればよいと思います！